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なぜ「てんかん」と「うつ」なのか
てんかんは一般的には脳の病気に分類されます。一方うつは代表的なこころの病気。
なのに、なぜここで両者を対比させるかといえば、精神科と神経内科の看板を掲げる
医師が多いからです。もっと詳しく言えば、ジアゼパムという薬は一般的には精神安定剤
として処方されますが、てんかん治療に用いられる場合もあります。また、てんかん治療
薬といわれるエクセグランもうつの治療に有効とされています。
後述のようにてんかんにも様々な種類があるのですが、脳に障害が確認できない場合は
うつや統合失調症のように精神科で診療すべきなのかもしれません。
また、てんかん患者が出産する場合などは神経内科と産婦人科の連携がないために、
受け入れを拒否される場合さえあるようです。
わが国においても「かかりつけ医」と「専門医」の体制ができつつありますが、専門医相互
の連携も必要だと思われます。
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てんかんの概要・分類
てんかんの原因は人によって様々ですが、大きくは症候性てんかんと特発性てんかんに区分されます。
症候性てんかん
脳に何らかの障害や傷があることによって起こるてんかん。
例)生まれたときの仮死状態や低酸素、脳炎、髄膜炎、脳出血、脳梗塞、脳外傷など。
特発性てんかん
様々な検査をしても異常が見つからない原因不明のてんかん。
発病時期
乳幼期から高齢期まで幅広く発病しますが、3歳以下の発病が最も多く8割は18歳以前といわれてい
ます。
しかし近年、人口の高齢化に伴い、高齢者の脳血管障害などによる発病が増えてきています。
遺伝性
てんかんのほとんどは遺伝しません。
一部のてんかんには発病に遺伝子が関係していたり、発作の起こりやすさを受け継ぐことが明らかになって
いますが、そうしたてんかんの多くは良性であり、治癒しやすいようです。
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